みなさん、歯並びには自信がありますか？
歯の矯正って痛そうだし、お金がかかりそうだし、時間もかかるだろうし。。
でも、歯並びは歯だけでなく、全身の健康を左右するほど大事なことなんです。
理由を見てみましょう。
歯並びが悪いと〜歯の影響
歯並び・咬み合わせが悪いと、虫歯、歯周病になりやすくなります。
歯並びが悪いと、デコボコの部分の歯磨きが難しいため一生懸命歯を磨いていても汚れが取りきれないのです。
取り残した汚れの中の細菌が、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。
また咬み合わせが悪い人は、唇を閉じることが困難なのでいつも口が開いてしまう口呼吸になりやすいのです。
この場合、口の中が乾燥しやすく、虫歯や歯周病の進行を防いでくれている唾液が、歯や歯ぐきに行き渡りません。よって虫歯や歯周病になりやすい状態を自然と作ってしまっているのです。
咀嚼（噛み砕き）が十分にできない
歯並びやかみ合わせが悪いと、上下の歯のかみ合っている場所は当然少なくなりますから、物を噛み砕く効率は悪い状態になります。
咀嚼機能が悪いと、胃腸への負担も多くなり身体への負荷もかかってきます。
さらに飲み込みも上手くできない場合があります。舌が上下の歯の間に出て来てしまうこともあるからです。
発音にも影響が
上下の前歯がかみ合っていなかったり、かみ合わせが逆だったりすると、特定の音が発音しにくいことがあります。息が歯の間からもれてしまうからです。
全身への影響
歯並びやかみ合わせが悪いと、顎の関節が悪くなり口が開けにくくなることもあります。
口が開けづらくなったり、肩や首がこるなどの症状も出てくる人がいるようです。
歯並びが悪いことにより、歯ぎしり・くいしばりが発生しそれが身体へのストレスとなり肩こりや目の疲れなども引き起こしてしまうようです。
笑顔に自信が持てる
きれいな歯並びになると、笑顔にも自信がもてるようになるなど内面の良い変化も表れます。綺麗な歯並びをキッカケに、色々なことに積極的になれることも十分ありますよね。
長寿と歯の関係
食べ物をよく噛むと、唾液の分泌を活発にして食べ物の消化を助けるだけでなく、唾液腺から分泌されるホルモンが細胞の劣化を防ぎます。
噛むことで、脳や自律神経も適度に活性して、認知症などを防止しているのです。
調査によると、入れ歯を入れた人が認知症を発祥することが多いという統計が出ています。
齢をとっても自分の歯がちゃんとそろっている人は、そうでない人よりも長寿だという結果も出ています。
食べるだけでなく、歯で「よく噛む」という行為自体が、老化を防ぐ最善の手段なのです。
歯が悪くなれば固い物を食べなくなったり、噛む回数が少なくなるので、咀嚼（そしゃく）運動が低下してしまいますが、それはただ単に食べ物が食べにくくなるだけの問題ではなく、健康や生命活動に関わる非常に大事なことなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
矯正は子どもだけでなく、何歳からでも受けられる治療です。
実際、矯正治療を受ける大人はここ数年大幅に増えています。
今一度、歯の重要性について考えてみてはいかがでしょうか。
