実力派女優として映画にドラマに最近大活躍する吉高由里子さん。
映画『蛇とピアス』ではヌードを披露し、その演技力の高さとともに大きな注目を集めました。
そんな吉高由里子さんの性格や、驚きのエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!
プロフィール
oricon.co.jpより引用
吉高由里子
生年月日:1988年7月22日
出生地:東京都
身長:158cm
血液型:O型
所属事務所:アミューズ
吉高由里子さんがデビューしたのは、原宿で受けたスカウトがきっかけのようです。
そのスカウトマンが女性で、ちょっとクスッとしてしまう登場の仕方をしたために、電話番号を教えてしまったといいます。
その後、父親からの勧めを受け、デビューすることになったようです。
18歳の時、映画『紀子の食卓』に女優として初出演。
この作品でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しています。
映画『蛇とピアス』ではヌードに!
驚きなのが、同作を撮影する前のエピソードです。
主演を務めることが決定した吉高由里子さんは、撮影が始まる前に、監督である蜷川幸雄さんにこんな提案をします。
裸、見せましょうか?
なんと、撮影に入る前に自分の裸をチェックするよう促したのです。
吉高由里子さんはトーク番組『A-Studio』(TBS系)で、その理由をこう語っています。
裸も見てないですし、その作品自体も3分の2はそういう描写が多いので、イメージしているものと違ったら怖いじゃないですか、本番。
だから、「いまならまだキャスト変えられますよ」っていうことで、パッと見せた。
すると、蜷川幸雄監督のほうが恥ずかしかったようで、両手で顔を隠しながらチェックしたそうです。
蜷川幸雄監督も吉高由里子さんを高く評価していた
dot.asahi.comより引用
蜷川幸雄監督は、役者さんに厳しい指導で有名ですが、記者会見の時も吉高由里子さんのことを「撮影現場では傷つくことも言った、しかしそれには少しも動じない」と高く評価していたようです。
吉高由里子さんは、蜷川氏の“深い愛情がヤバかった”エピソードを披露しています。
映画の撮影中、吉高さんが首を絞められるシーンの撮影が終わると、「良かったよ」と言う蜷川監督の息が上がっていたというのです。
「監督、具合が悪いんですか」とスタッフに聞くと、吉高さんと同じ苦しさを体感するために「吉高さんが首を絞められている間、監督も自分の首を絞めていたんです」と説明されたという。
吉高は「監督、愛があるな」と感じたと明かしています。
この時から、蜷川氏は吉高さんにとって恩師のような存在となったようです。
2015年秋に初舞台の出演を控え、不安を抱えていた吉高さんに蜷川氏は「おまえ、舞台やるんだってな。もったいない。ま、おまえは大丈夫だよ」と声をかけてくれたと振り返っています。
「蜷川さんにかけられた『大丈夫だよ』は魔法のひと言」と吉高さんは語っており、この言葉が大きな救いになったと話しています。
一方で「もったいない」というひと言もずっと気になっていたようですが、この再会から1年後(2016年)に蜷川氏が亡くなったため、その言葉の意味を本人から聞くことはかなわぬままとなってしまったようです。
蜷川さんの長女で写真家・映画監督の蜷川実花さんが、「家族全員でほぼそれで間違いないだろうという結論になっているんですけど、『ほかの監督とやるんなら、なんで俺とやらないの?』みたいなことだと…」とその意味を説明していました。
実花さんから伝えられた蜷川さんの思いに「うれしいです」と涙していた吉高さん。
また、「うれしさより寂しさがこみ上げてきて」と続け、「死んじゃったら何も伝えられないんだなと思うと、その前に自分の思いを伝えるべきだなとあらためて思いました」と語っっていました。
蜷川氏は本当に吉高由里子さんの魅力を、才能を見つけていたのですね。
そういった「作品をいいものにしたい」という真摯な気持ちが功を奏したのか、吉高由里子さんは同作で日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞しました。
それからは映画『重力ピエロ』『カイジ 人生逆転ゲーム』、ドラマ『東京DOGS』『ガリレオ』など多数の作品に出演しています。
もちろん現在も、人気女優として第一線で活躍しています。
まとめ
いかがでしたか?
まさに実力派女優の吉高由里子さん、今後も迫真せまる演技を見せてくれること間違いなしですね。
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