「田中刑事」(タナカケイジ)は本名
fgsk8.comより引用
今までの成績
YUTAKAアフロスポーツより引用
田中刑事選手の主な実績は、
2018年平昌オリンピック男子シングル日本代表
2011年世界ジュニア選手権2位
2016年・2017年全日本選手権連続2位
2018年四大陸選手権4位
2018年世界選手権13位などがあります。
田中が最初に国際大会で注目されたのは、2011年の世界ジュニア選手権での銀メダルです。
そこからは、シニア男子の壁に阻まれながらも、2015−2016シーズンには4回転サルコウを成功させて4回転ジャンパーの仲間入りを果たします。
そして4回転サルコウを「ショートで1本、フリーで2本」という構成で攻め、見事に2016年NHK杯では銅メダルを獲得、全日本選手権で銀メダルを獲得しました。
しかし初出場の世界選手権は19位と、課題を残してシーズンを終えました。
そして迎えた五輪シーズン。
田中選手は練習中の転倒で脹腰筋を痛めロシア杯を欠場します。
惜しくも五輪代表レースから出遅れてしまったのです。
最後の切り札として考えたのは、誰よりもハードな練習でした。
その時の報道で、田中刑事選手は「今までは、朝と昼のセッションで練習していましたが、深夜に練習を追加しました。」と語っています。
夜の24時を過ぎて練習する日もあったようで、全身がクタクタでプログラムの曲をかければジャンプをすべてミスすることもあったようです。
それでも身体を追い込んだことで、4回転サルコウの精度は高まり、4回転トウループも身についたと言っています。
全日本選手権では、ショートで4回転サルコウを成功させています。
フリーでは、サルコウもトウループも成功させ、まさに五輪代表にふさわしい演技でしたね。
その時の様子を「本当に一カ月きつい練習だったので、そのきつさに比べれば大丈夫かなと思いながらやっていて。実際同じくらいきつい時間だったんですけど、それでも一つ乗り越えたからこそ、なんとか踏ん張った演技ができたかなと思いました。」と語っています。
五輪代表決定後も、ペースを緩めずに練習を積んできた田中刑事選手。
五輪での経験と悔しさを胸に練習をし続けている田中刑事選手、この数年での成長を示してくれるといいですね。