子育て

どんな子供でも劣等感、失敗はある。親は子供の未来を信じてみよう

自分の子供が生まれたら、親は誰しも、その子のために良い人生を歩ませてあげようと思うものですよね。

しかし今、共働き世帯が大幅に増え、思うように子供に色々やってあげたりする時間がないご家庭が多くなっていると思います。

そんな中、子供と十分向き合って色々なことをしてあげられているご家庭を見ると、うちの子供は果たして大丈夫なのだろうか、と不安になることもあるかと思います。

例え時間がなく、思うように子供に対して時間が取れなくてもメリットもたくさんあるのです。

人は失敗からしか学ばない

 

            

自分の子供はなるべくならひどい困難など体験せずに、幸せになってもらいたいと願いますよね。

親の優しさから、失敗しないようにあれこれ口出しして失敗しないよう教えていれば、それ

は一見順調に人生を歩んでいるように見えるものです。

しかし、失敗のない人生などまずありえないのです。

そして小さい時の失敗こそ、あまり大したことはなく、大人になった時の失敗は、結構応えたりするものですよね。

何度も失敗の経験がある大人は、対処の仕方を学んでいますので、慌てないよう冷静に考え

る術をすでに身につけられているのです。

人の意見をきいて失敗をしないのは、決してその人の自信にはなりません。

逆に自分で決断して失敗したことは自身になるのです。

いわゆる「成功者」はこの「失敗」を数多くしています。

「失敗」を経験し、「改良」していく、の繰り返しなのです。

勉強や運動も自ら学ぶ

 

            

勉強が少しつまづいていたり、スポーツでも思うようにできていなかったりすると、親がその道の経験者であれば、ならなおさらよくしてあげようと思い、教えてあげたくなりますよね。

勿論教えてあげることは悪いことではありませんが、例え自分が教えてあげられなかったとしても、大きく損をしたり、つまずきがますますひどくなったりすることはありません。

なぜなら人間、学ぶべき時には必然的に学ぶようにできているからです。

NBAのスーパー・スター、マイケル・ジョーダンは失敗についてこのような言葉を言っています。

「9000回以上シュートを外し、

 300試合の勝負に敗れ、

 勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。

 人生で何度も失敗した。

 それが俺が成功した理由だ。」と。

 失敗をしても何度も立ち上がる強さがある人の言葉は説得力がありますね。

親は「子どもに劣等感を味わってほしくない」?!

 

               

親が失敗をさせないようにする一番の理由が「子どもに劣等感を味わわせたくない」ということがあるようですが、極端に言い方をしてしまえばどんな育て方をしようと、子供は劣等感を持つときは持つ、ということです。

親がいくら自信をつけてあげても、成長するにつれ親以外の人から自信をなくすようなことを言われて、自信をなくすようなこともあれば、全く気にならない時もある。

当然その逆も十分あり得るのです。

これから出会うであろう誰かの言葉によって、自信をつけ羽ばたいていく可能性も十分ありえます。

まとめ

 

共働きで子供に何もしてあげられない、と悩む方もいらっしゃると思いますが、子供が成長した時に何もしてもらえなかった、という子供もいれば同じように育ってきても、感謝溢れる子供もいるのです。

それは親が想像できない、これから出会っていくだろう子供の周りの環境によっても大きく変わってきます。

時間に追われて、無理矢理でも時間を作って何かをするよりも、力を抜いて、子供の未来を信じてあげることの方が意外と難しく、覚悟のいることかもしれません。

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