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iDeCoとは?節税できる個人年金!60歳から受け取り。主婦はお得?

人生100年時代と言われている今、年金だけではなんとなく不安、という方も多いのではないでしょうか?

少しでも多くゆとりがあったほうが、楽しい未来像を描くことができますよね。

それには自分で入る年金の「iDeCo」がオススメです。

ではiDeCoって何?ということで色々調べてみました!

iDeCoって何?

 

          

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。

この制度への加入は任意で、自分で申し込み、自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。

また、掛金、運用益、そして給付を受け取る時には、税制上の優遇措置が講じられています。

iDeCoは月々5,000円から始められ、掛金額を1,000円単位で自由に設定できます。

資金に余裕のない方でも、ご自身のライフスタイルに合わせた無理のない負担で老後に備えることができます。

平成30年1月より、掛金の拠出を1年の単位で考え、加入者が年1回以上任意に決めた月にまとめて拠出(年単位拠出)できるようになりました。 

掛金額は、年1回変更できます。

国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法のひとつとしてご活用することができるのです。

iDeCoで節税

 

           

iDeCo加入で3つの税制メリットがあります。

掛金が全額所得控除!

毎月の掛金が1万円の場合、その全額が税額軽減の対象となり、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。

運用益も非課税で再投資!

 

通常、金融商品を運用すると、運用益に課税されますが(源泉分離課税20.315%)、「iDeCo」なら非課税で再投資されます。

受け取る時も大きな控除!

iDeCoの年金資産は、老齢給付金として原則、60歳から受け取ることが出来ます。

60歳から年金資産を受け取るには、iDeCoに加入していた期間等が10年以上、必要です。

10年に満たない場合は、受給可能な年齢が繰り下げられます

 iDeCoは年金か一時金で、受取方法を選択することができます。
 
金融機関によっては、年金と一時金を併用することもできるのです。

 

年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。

個人が利用できる金融商品(制度)は多くの種類がありますが、将来のための資産づくりをしながら課税所得を減らせる制度は、現時点ではiDeCo(イデコ)のみです。

iDeCo(イデコ)は、税制上かなり優遇された制度といえるでしょう。

専業主婦にはお得?

 

          

しかし、もともと所得税や住民税を支払っていないことが多い専業主婦(夫)の場合、iDeCo(イデコ)に掛金を拠出しても、所得控除の効果はゼロです。

それでも、運用益が非課税というメリットがありますので、長い目で見れば損することはないでしょう。

専業主婦(夫)には退職金がないので、自分名義の老後資産ができることには大きな意義がありますよね。

 

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