2024年に紙幣が刷新されることが発表になりましたね。
新一万円札は渋沢栄一さんです。
どのような人物だったのでしょうか?
実は埼玉県深谷市に「渋沢栄一記念館」があります。
そしてそのすぐ近くには「渋沢栄一の生家」もあるのです。
三つ目に「誠之堂」と「清風亭」がありますが、こちらの2つの建物は、渋沢栄一さんゆかりの建物で、平成11年に東京世田谷区から深谷市に移築されました。
こちらの三つの観光スポットは車で5分ほどで全てまわることができますよ。
都心からも二時間ほどなので、GWのお出かけにもオススメです!
深谷市ホームページより引用
都心からも二時間ほどなので、GWのお出かけにもオススメですよ!
渋沢栄一記念館とは
TripperKoM より引用
ここには栄一翁の遺墨や写真など、たくさんの資料が展示されています。
銀行の創始者(第一勧業銀行)というと偉大な実業家のイメージですが、そうではなくて西欧に遅れた日本を興隆させる為という私欲を全く離れた哲学を持った人物で有ることが展示されたものからわかります。
渋沢栄一さんの生き様を、生誕から幕末期、そして明治維新や国内産業革命への関わりについて、映像や展示などを、館員の方からのレクチャーで理解することができます。
この記念館は所要時間が一時間ほどあればOKとのことです。
希望すれば、資料解説員のかたが無料の解説を20分ほどしてくださるようですので、とてもありがたいですよね。
最寄駅:JR高崎線深谷駅または岡部駅
タクシー:JR深谷駅から約16分/JR岡部駅から約16分
バス:JR深谷駅北口から約30分(深谷市コミュニティバス・くるりん北部定期便(乗車定員12名)「渋沢栄一記念館」バス停下車すぐ)
駅からは少し遠いので、車の方が便利かもしれませんね。
車:関越自動車道花園ICから約40分/本庄児玉ICから約30分
建物南側に約75台の駐車場があります
http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/kinenkan.html
旧渋沢邸「中の家」
渋沢栄一ミュージアムより引用
旧渋沢邸「中の家(なかんち)」は、渋沢栄一生誕地に建ち、栄一の妹夫妻によって明治28年上棟された建物です。
渋沢栄一が多忙な中で帰郷した際に頻繁に立ち寄り、寝泊まりした場所です。
実はここ、渋沢栄一さんの妹夫婦の住居だったそうです。
渋沢家の住宅として使われていましたが、昭和58年より「学校法人青淵塾渋沢国際学園」の学校施設として使用され多くの外国人留学生が学びました。
こちらも無料で解説員の方がいらっしゃいます。
個人の家としてはとても広い家で、渋沢家は豪農だったことを感じる家ですね。
2017年には、天皇皇后両陛下もいらしてます。
「誠之堂」(せいしどう)と「清風亭」(せいふうてい)
この二つの建物は、建築史上重要な建物で、「誠之堂」は平成15年、国の重要文化財に、「清風亭」は平成16年、埼玉県指定有形文化財に指定されました。
実はこちら、驚くほどハイセンスな明治期洋館なのです!
しかも料金は無料です。
会館の方が案内してくださるのも嬉しいですね。
正味30分程度で見学できます。
誠之堂は1916年に煉瓦造りで建てられ、清風亭は1926年に鉄筋コンクリート造りで建てられた洋館です。
渋沢栄一が頭取として勤めていた第一銀行の工員たちから喜寿の御祝いとして送られた建物だそうです。
世田谷に建てられましたが、それを分解して深谷の地まで運び組み立てた模様。
外観はイギリスの田舎の建物をイメージさせるレンガ作りの建物です。
窓にはステンドグラスが使われていて、渋沢栄一さんが愛した論語にまつわる絵柄が使われています。
渋沢栄一さんに興味がなくても、おしゃれな洋館が好きな方であれば是非、見る価値がありますね。
とってもオシャレで見ているだけでワクワクしますね!
まとめ
いかがでしたか?
改めて、今までの日本には偉大な人々が関わって来ていたのがわかりますね。
とてもオシャレで歴史も学べて、紙幣が刷新される前に是非訪れて見たい場所の一つではないでしょうか?