株や投資信託、為替など、お金を上手に増やしていく方法を知っておくととても心強いですよね。
今回はこの中でも、非課税になって少額からでも始められる初心者向けのNISAについて
調べてみました。
一般NISA
NISA=少額投資非課税制度とは、日本において、株式や投資信託の投資に対して、税制上20%かかる売却益と配当への課税を、年間120万円を上限に非課税とする制度である。 金融機関において、この制度が適用される非課税口座を、通常の取引口座とは別に開設する必要がある。 ウィキペディアより引用
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
しかしNISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になるのです。
つまり、税金がかからなくなる制度ですね。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
非課税で投資できる期間は、一般のNISAは5年間です。
一般NISAは、年間120万円までの投資額が非課税となります。
上場株式、ETF、REIT、投資信託が対象です。
一般NISAでは、まとまった金額を一括で投資することも、積立で投資することもできま
一般NISAは年間の投資上限額が多く、一括で投資ができること、投資対象商品が幅広いことから、投資経験者にとってはメリットが大きい制度と言えます。
つみたてNISA
一方、つみたてNISA(積立NISA)は、年間の投資上限額こそ一般NISAと比べて少ないですが、その分、非課税期間が長く、値動きと上手く付き合うための「長期」「積立」「分散」投資に向いている制度なので、投資初心者にメリットが大きいと言えます。
つみたてNISA最大のメリットは、投資によって得られた売却益(譲渡益)や分配金の運用益が非課税になるという点です。
日本では、投資から得られた利益に対して、通常20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかりますが、これがゼロになります。
非課税で投資できる期間はつみたてNISAは20年間となっています。
つみたてNISAは年間40万円です。
つみたてNISAの方が、より長期投資にメリットがある制度と言えます。
また、つみたてNISAは金融庁が厳選した投資信託・ETFのみ投資対象としており、これも投資初心者にとってひとつのメリットと言えるでしょう。
現在販売されている投資信託は約6000本もあり、投資初心者がその中から自分にあった商品を選ぶのは至難の技なのです。
この点、つみたてNISAでは金融庁の厳しい基準をクリアした162本に限定されているので、投資初心者も選びやすくなっています。
一般の人が長い時間をかけて着実に資産形成できる、という物差しで金融庁が厳選したものばかりですのでいわば「金融庁お墨付の投資信託」に投資できるわけです。
しかし、金融庁が厳選しているとはいえ、利益が出ることを保証しているわけではありませんので、その点は留意しておきましょう。
「投資を始めたいけれど、まとまったお金がない……」とお悩みの方も、つみたてNISA(積立NISA)を活用するとよいでしょう。
そもそもつみたてNISAは、まとまったお金がない人向けの制度といえます。
また、投資方法は積立投資に限られています(一括投資はNG)。
つまり、月額で換算すると3万3333円までしか投資できないのです。
ネット証券会社では、最低100円からつみたてNISAを活用することもできます。
まさにお小遣い程度の金額でスタートすることも十分に可能です。
購入の頻度は、「毎月」「2ヵ月に1回」「年2回のボーナスのみ」などです。金融機関によって、積み立て頻度の選択肢は異なりますので、確認するようにしましょう。
専業主婦(夫)やパート勤務で年収が100万円以下の人も、iDeCoよりつみたてNISA(積立NISA)がオススメです。
つみたてNISAでは、所得控除の恩恵がないかわりに、口座の開設・維持は無料です。
まさに専業主婦(夫)やパート勤務で年収が100万円以下の人のための制度であるといえますね。
まとめ
いかがでしたか?
投資なんて難しい!と思っていても意外と簡単にできるものです。
少額でリスクも少ないNISAは、まさに投資初心者にはもってこいの商品だと思います。
https://shufuwork.com/archives/775