コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)を巡り激震が広がっています。
コカインとは
コカインとは「コカの木」に含まれる有機化合物のようです。
1855年、コカの葉からコカインの抽出に成功したのが原点であります。
当初はモルヒネ依存の治療薬や麻酔薬として使われていましたが、現在は非合法薬物としての側面が極めて強いと言われています。
どうやって入手したのか
まだ瀧容疑者がどのようにコカインを入手したのかはわかっていませんが
最近、コカインの使用が日本で増えていることを懸念する声も上がっています。
日本でもコカインの人気が出つつある理由として、最近はナイジェリア系など海外の密売組織が、東京の新宿や六本木、大阪のミナミなどで密売しているとのことなのです。
またネットを悪用すれば、日本語が話せない外国人でもコカインを売りさばけます。
また、欧州のクラブミュージックシーンでは知らない人がいないぐらい、瀧容疑者が属する電気グルーヴの人気は絶大だったようです。
しかし残念なことに、欧州のテクノフェスなどはコカインやMDMAといった薬物が横行しているらしいのです。
瀧容疑者にとっても薬物に近づく環境が身近にあったということでしょうか。
瀧容疑者の性格は?
映画.comから引用
では一体、瀧容疑者はどのような人物だったのでしょうか?
この事件を機に瀧容疑者の知人、関係者、自宅周辺などで取材し共通した意見がいくつかあったようです。
- 穏やかで誠実
- 仕事熱心
- 常識的
いずれにしても良い評判が多く、かかわりのあった方々はショックを隠しきれない様子です。
テレビ、映画、ライブなどの影響は?
影響はテレビや映画にも波及し続けています。
テレビでは現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」は出演場面をカットして放送することが決定しているそうです。
映画では4月5日公開予定の「麻雀放浪記2020」(斎藤工 主演)がありますが、こちらは公開に間に合うよう、最終調整が行われているようです。
「麻雀放浪記2020」公式ホームページより引用
所属グループ「電気グルーヴ」のCD、映像商品の出荷停止、店頭販売の在庫回収も決定しているようです。
今年はグループ結成30年だったようで3月15、16日は東京公演を予定していましたがこれも中止となっています。
denkigroove.comより引用
まとめ
昨今の芸能界における薬物報道から、逮捕されたときの社会的リスクを瀧容疑者が知らなかったとは思えません。
『やめたいけど、やめられない』『いつも、これで最後と思って使っていた』といった依存症の症状が出現していた可能性はとても高いです。
しかるべき責任を取った後は、医療での治療が必要かもしれません。