秋篠宮文仁親王と同妃紀子のお子様である悠仁(ひさひと)さまが、東京都文京区のお茶の水女子大学付属中学校にご入学されましたね。
悠仁さまは入学式で代表の宣誓をつとめ、「それぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたいと思います」と話されたといわれています。
入学式には新入生114人が出席した模様です。
学校側は新入生代表について「学業や人格的成長を総合的に判断して選出した」と話しているそうです。
やはり悠仁さまは大変ご優秀なのですね。
1年生は蘭、菊、梅、竹の4組があり、悠仁さまは菊組に入ったそうですよ。
名前が変わっていて面白いですね。
学習院以外の中学校進学はなんと戦後の皇族で初めてだそう。
では、東京都文京区にあるお茶の水女子大学付属中学校とはどんな学校なのでしょうか?
お茶の水女子大学付属中学校
公式ホームページより引用
お茶の水女子大学附属中学校は、東京都文京区大塚にある国立の中学校です。
略称は「お茶中」。
まず、名前が「お茶の水女子大学付属中学校」なのに、男子も入れるの?
と思いませんでしたか?
生徒数は1年生が3学級121名、2年生が3学級119名、そして3年生が3学級121名。全校生徒は合計361名です。
生徒数少なめですね!
これだけ少ないと、ゆとりある教育が行われますね。
男女比は1:2を基本としており、生徒の2/3が女子生徒。
高校・大学は女子校ですが、幼稚園~中学校は男女共学のようですね。
中学校からの入学が最も難関(特に女子)とされています。
気になる偏差値はというと、なんと69!
みなさん、優秀なお子様なのでしょうね。
平成29年の受験では、男子は15名の募集に対して51名が受験して受験倍率が3.0倍、女子は30名の募集に対して141名が受験して受験倍率は3.9倍でした。
公立中と全く同じ内容の授業!
次に、数ある有名中学校の中でも、お茶の水女子大学附属中学校の持つ特徴について、ここで2つご紹介します。
・国立大学附属の学校ならではの新しい試み「コミュニケーション・デザイン科」
お茶の水女子大学附属中学校には、コミュニケーション・デザイン科が設置されています。このコミュニケーション・デザイン科は、統合メディア表現のための思考力や創造性を育てるために設置された教科。発想力や課題を解決するための思考力などを養います。・校外園と勤労教育、教科教育との連携
お茶の水女子大学附属中学校では東村山郊外園を管理し、自然教育や勤労教育に役立てています。また、幼稚園から小学校、中学校、高校まで、一貫して生徒の主体性を尊重するアクティブラーニングを推進しています。
「お勉強」の出来・不出来でいえば、圧倒的に女子が優位のようです。
「とてつもなくできる女子」と、「結構できる男子」が一つの教室で、ものすごくベーシックな授業を受けている、という学校でしょうか。
お茶の水女子大学附属中学校の男子の高校進学先は、上から下までバラバラです。
中学受験当時以下の偏差値の高校に進学する子も大勢いるようですし、中には開成や筑駒、慶応の付属に合格している子も毎年のようにいるようです。
お茶の水女子大学附属中学校は国立なので、国の指導要領は超越できません。
中学入試のレベルが首都圏模試で偏差値60を超える学校ですと、中学1年の終わりころに中学2年の英語を終えます。
主要科目では、中学2年修了時に中学全範囲が終わっています。
しかも、授業レベルで言えば、高校の学習範囲に踏み込んでいます。
そういったことは、お茶の水女子大学附属中学校では一切ないようです。
公立中と全く同じ時期に、同じ内容の授業を行っています。
先取り授業」を求める親も、絶無ではないでしょうか。
「私立に行って学校のペースに巻き込まれるのではなく、情緒の安定した学費の安い学校に行き、私立の学費分を塾に回し、高校受験で開成に再チャレンジ」という子も中にはいるようです。
だからこそ、年に1人くらいのペースで、開成や筑駒の合格者が出るのですね。
基本的にはゆったりとマイペースで勉強に打ち込める学校、ということなのでしょうね。
なんだかおっとりされている悠仁さまにとてもマッチした学校ですね。
きっとマイペースながらも、自分の道を強い意志で決め、高校受験に望まれるのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
国立(こくりつ)で派手な印象もないお茶の水女子大学附属中学校は学びの本質を身につけられる素敵な学校かもしれませんね。