職場での人間関係は、誰しも一度は悩んだことがあるかもしれません。
そのくらい、社会人になっての人間関係は複雑にできていますよね。
学生時代はずっと自分と同じ年の友人や、少し年の離れた先輩、後輩とだけおつきあいすれば良かったのですが、社会人となれば、年の離れた上司や部下、全く違う世界で生きてきた人や得意先の人など本当に色々な人々と関わりながら、生活して行くことになるのです。
なぜ相手が苦手なのか分析してみる
苦手な人がいる場合、ただ嫌い、苦手だ、と感じるだけでなく「どうして自分は苦手なのだろう」と分析することが重要です。
例えばガミガミうるさい上司の場合、あなたが自分の意見をキチンと伝えているのに、うるさく言ってくるのか、あなたが自分が意見を言うことができなくて、自分にイライラしているので相手が苦手、で対処の仕方が違ってきます。
あなたが自分の意見をキチンと伝えているのに、うるさく言ってくる場合は相手の精神状態や性格に問題があることもありますから、あまりまともに聞く必要はありません。
あなたが自分が意見を言うことができなくて、自分にイライラしているので相手が苦手だとわかった時は、勇気を出して言ってみる価値があるとおもいます。
相手が変われば儲けものですし、例え状況が変わらなくても、行動した自分に対して気分がよくなり、意外とどうでもよくなってしまうものです。
分析すると自分を理解できる
分析を続けていると、今まで自分がどういう風に対人関係を築いてきたか、どんな先入観があるのか、人間関係にどんな癖があるのかなどがだんだんとわかってきます。
自分の苦手な人はだいたい、いつも同じような人なのです。こういうタイプが苦手なんだ、とわかれば対処法や自分の弱みもわかり、思い込みを変えるだけでいともカンタンに状況を変えることも可能です。
苦手な人が、思ってもみなかった自分の考え方を正してくれる場合もあります。
意外と、小さな頃の悪い記憶などを単にそのままひきずっているだけのこともあるのです。
このように、悩むのでなく分析することで素晴らしい発見をすることもあるのです。
仕事に集中しよう
上司から自分がミスをして注意をされたり、自分のことを思って親切に教えてもらったりすることもたくさんあると思います。
その時は素直に教えてもらう姿勢を示すべきです。
そうではなく、明らかに意地悪で物を言ってきたり、怒鳴り散らしたりなどする場合は相手の精神状態や考えが間違っているのですから、あまり気にすることなく仕事に集中すべきです。
なぜなら仕事中は、感情的になってもほとんど生産性がないからです。
常に仕事を進めることを一番に考え、どうでもいいことは終わってからゆっくり考えてもいいのです。相手の不機嫌はあなたには全く関係がなく、少しも気にする必要はありません。
それよりも、自分のパフォーマンスを最大限に活かすため、自分に集中するようにしていきましょう。
まとめ
仕事は楽しくリラックスしている時が一番、良いアイデアも出ますし、いいかもしれません。
ですが、どうしても人間関係がうまくいかない時はまず仕事をしにきているのだ、ということを忘れず、理論的になり、ある程度割り切ることも重要です。
その苦手な人とは一生一緒にいるとは限らないのです。
ましてやプライベートで会うことは皆無だと思います。
大事なあなたの人生に、その人の事を考える時間さえも勿体無い、とも言えます。
必要以上に意識することなく、あなたらしく過ごすことに力を注いでみてください。