米大リーグ、マリナーズが3月21日、日米通算4367安打を放った大打者、イチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=の現役引退を発表しました。
シアトル・タイムズ(電子版)は過去の名場面の写真などとともに「タイミングの達人は引退も最適の時を選んだ」とのコラムを掲載しています。
イチローは選手は引退を決めた理由について、「マリナーズ以外には行く気持ちがなかったということは大きい」と話しています。
東京都内で行われた記者会見では、イチロー節が炸裂していましたね!
常にプレッシャーとの戦い
matome. navor.jpより引用
イチロー選手は会見で、野球をやって楽しかったのは1994年までだった、と明かしています。
「仰木監督と出会い、レギュラーで初めて使っていただいて、この年まででした、楽しかったのは。」
毎日新聞より引用
この時期をさかいに、一気に野球に対する思いが変わってきたと話しています。
その頃から急に番付を一気に上げられて、それはしんどかった。やはり力以上の評価をされるのは、とても苦しい。
毎日新聞より引用
あのイチロー選手でさえ、プレッシャーのなかで野球を純粋に楽しいと感じることは難しかったのですね。
何事においてもそうですが、野球も例外なく単純に楽しむことと、達成感を味わうこと、満足感を味わうことは違ったのですね。
これは皮肉なもので、プロ野球選手になりたいという夢がかなった後に、またそうではない野球を夢見ている自分がある時から存在した。これは中途半端にプロ野球生活を過ごした人間には待っていないもの。趣味でたとえば草野球。草野球に対して、やはりプロ野球でそれなりに苦しんだ人間でないと、草野球を楽しむことはできないと思っていたので、これからはそんな野球をやってみたいと思う。
毎日新聞より引用
妻 弓子さん
イチロー選手は現在、奥様の弓子さんと、愛犬の一弓(いっきゅう)と暮らしています。
その奥様の弓子さんに対して、会見でこのように話しています。
頑張ってくれた。一番頑張ってくれたと思う。僕は米国で3089本のヒットを打ったが、妻はおよそ……。僕はゲームの前に妻が握ったおにぎりを球場に持っていって食べるのだが、その数が2800個くらい。(彼女は)3000個いきたかったみたい。そこは3000個握らせてあげたかったと思う。とにかく頑張ってくれた。僕はゆっくりする気はないが、妻にはゆっくりしてもらいたい
毎日新聞より引用
弓子さんはいったいどのような女性なのでしょうか?
弓子さん( 旧姓福島弓子さん)は、1965年12月10日 生まれ、現在53さいです。
島根県松江市出身の元アナウンサーでした。
身長163cm、血液型O。
実姉は元CBC→NHKアナウンサーでフリーアナウンサーの福島敦子さんです。
イチロー選手との生活
matome. navor.jpより引用
イチロー選手は「“イチロー時計”」と言われるほどスケジュールを5分刻みで決め、正確に進ませるのが有名だったようです。
トレーニングだけでなく、マッサージから入浴、食事に至るまでの時間がすべて細かく計算されていて、イチロー選手はそれを忠実にこなしていたようなのです。
ということは、非常に長い間もちろん弓子さんもこの分刻みの生活を送っていたということです。
イチロー選手の活躍は、まさに弓子さんの献身的なサポートがないとできなかったものだと思います。
一般的に、日本人メジャーリーガーの奥さんや子どもたちには、生活をサポートするための通訳やスタッフがつくケースが多いようです。
しかし弓子夫人の周りにはそうしたスタッフはいないようです。
食材などは納得できるものが見つかるまで、弓子さんがスーパーをはしごして探しているそうです。
以前、イチロー選手は毎朝弓子さんお手製のカレーを食べていると報道されていましたが、それは一時期であって、今はほとんどカレーは食べていないようですね。
一部報道に弓子さんがビジネスを行なっている、と流れましたが確かに弓子さんはイチロー選手の会社の副社長で、その会社が不動産を所有しているのは事実のようです。
しかしながらイチロー選手が遠征中にそれらの仕事を手伝うことはあっても、いわゆる“ビジネス”というものではないようです。
イチロー選手の食事の準備や愛犬“一弓(いっきゅう)”の世話をし、食事もイチロー選手のルーティンに合わせて決められた時間に提供しなければいけないわけですから、現実的に考えてビジネスを行うことはかなり難しいと思われます。
以前、イチロー選手は毎朝弓子さんお手製のカレーを食べていると報道されていましたが、それは一時期であって、今はほとんどカレーは食べていないようですよ。
まとめ
大物の方が引退するとき、必ずと言っていいほど奥様への感謝がありますね。
いい時も悪い時も、常に冷静で静かに寄り添っていてくれる、優しい奥様の存在があるのですね。